野人先輩が岩へ中々カムバックしてこないので、辛抱たまらんとトリケラトプスを覗きに行った。
荷物も重く、暑さも中々だったので、取り付きにつく頃にはかなりくたびれてしまった。時計で確認すると、登山口から約1時間半のアプローチだった。
フィックスを使って藪テラスへ到着、すぐにソロイストの準備をして、トリケラ1P目テラスへ登った。簡単な岩登りだが、単独なので無理はしたくなかった。
テラスからカム、ナッツを使って懸垂用の支点を構築した。キャメ#3とナッツがバチ効きだったが、支点の位置が足元のクラックだったので、ビビリが入り、懸垂下降するまでに時間を使ってしまった。
トリケラは1P、2Pとも傾斜が95°から100°くらいで、尚且つ右上しているので、ロープ固定も難しい。左右にスイングしながらクラックに振られ止めのカムを差し込んだ。これだけで、中々疲れてしまった。さらに頭上から太陽が照りだして、暑さも厳しくなった。藪テラスで座っていても、休息出来なかった。
結局、計3回試登を行ったが、クラックの形状から右方向にロープのテンションがかかり、思った様には登る事が出来なかった。下部はガバフレークなので今の力でも登る事は出来る。ただ、中間からのフィンガーが大変厳しい。今回は指ジャムは不可能だった。カチ持ちで対応するのか?分からないのは自分の弱さ故。
2L持ち上げた水も底をつき、暑さも我慢できなくなった。少し早めだったが、下山する事にした。
取り付きはイワカガミが沢山咲いていた。かわいい花に心が和んだ。
車に戻ると弱い頭痛を覚えた。帰宅すると倦怠感も増してきた。どうも岩に熱中しすぎて、軽い熱中症になったみたいだった。後頭部と脇に保冷剤を当てながら、どうやってあのクラックをやっつけるか夢想した。
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