梅雨の合間にも実りを得る事が出来る。今日はそんな日だった。
オールドさんは「シャガ」を無事RP。小粒だが、見た目に惑わされてはいけない。薄被りのフェースをかかりの悪いカンテと極小ホールドを使いながら縫うように登る、困難で非常にテクニカルなルート。小春岩最難ルートだ。「これで明日からの14連勤も乗り越えられるーウフっ」とはご本人の弁。
四太さんは「彦根城」「ラブイズオーバー」をRP。何れも10台だが一癖も二癖もある渋いルート。登った本人と同じ、羊の皮を被った狼の皮を被った羊の様なルート。完登後、俺の岩を見る目に狂いはないぜと、言ったとか言わなかったとか。
凹は「横山」を魂のこもったトライ。何度落ちても、指の皮が裂けても諦めない。おしとやかな外観とは違い、熱いハートを持った姫。テンションをかけながらでもムーブをイメージする姿は完全にクライマーのそれだった。うかうかしていると、直ぐに追い越されそうだ。
薄曇りで風が吹き、岩は完璧に乾いている。天気予報では想像できなかった週末の一日。
努力を続ける者には、祝福は必ずもたらされる。諦めない者は、雲の切れ間から一瞬だけ差した一条の光芒を掴む事が出来る。そう感じた一日だった。

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