猫の目の様な天気に右往左往する休日。内部川水系のカズラ谷を歩いてきた。
宮妻峡に車を停めて林道を少し歩くとカズラ谷入口だった。時刻は8時だった。すぐに谷に入ったが、これは失敗だった。すぐに砂防堰堤が2個出てきて味気ない思いをしてしまった。
堰堤を越えて少し進むと滝が出始めた。直登出来る滝、巻く滝と中々に楽しい。人気のある沢なので、巻き道にもテープがあり、かつ巻きも容易だった。
この滝は右岸を登った。
空が開けた場所に出た。倒木や岩がゴロゴロしていた。山抜けを起こした跡に思えた。ここで谷が三本に分かれていた。進む谷を決めるために、高度や地図を眺めながら小休止をした。
結局一番左の谷を進む事にした。帰宅後に西尾本で調べるとこれが本谷のようだった。
谷を進むと、滝の連チャンで、登ったり巻いたりと応接に忙しかった。これは楽しい谷だ。だんだんとエンジンがかかってきた。単独なので、弱気虫がどうしても出てくるが、滝を一見で判断せずに、ジッと観察してから直登と巻きの判断をするように努めた。
この滝は溝状なので登りは簡単だったが、右岸左岸共に崩落が進んでいて落石が怖かった。
このS字滝は軍手ハンドジャムがよく効いた。クラックが好きでよかった。
地図とにらめっこするする事も沢の楽しみの一つだが、上流部でルートミスをしてしまった。読図より判断の間違いといったところか。予定より早く脱渓をしてしまい。尾根に乗り上げてしまった。水の流れる音に後ろ髪を引かれたが、そのまま尾根を詰め上げると、カズラ谷登山道に飛び出た。
時間を見ると11時だったので、3時間の沢歩きだった。物足りないので、このまま鎌尾根を歩く事にした。鎌尾根は高校2年の大みそか以来だった。
濡れた服が風に吹かれて涼しかった。人気のある御在所近辺と違い、歩く人もまばらで静かな山歩きを楽しんだ。思わず足を止めてしまう鞍部もあり、その場所の佇まいが完璧な芸術品だった。ブナの木が良いアクセントだ。
水沢峠まで歩き、峠から宮妻峡へ下りた。林道脇のマムシに驚いたりビビったりしながら車へ戻った。
カズラ谷は良い谷だった。強烈なパンチは無いが、手ごろな滝が続いて遡行者を飽きさせることが無い。とおじさんの日記には書いておこう。
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