日曜日は久しぶりに野人先輩と御在所へ行った。
今回は蒼滝駐車場に車を停めてアプローチをしたが、いきなり先輩の野生の血が爆発してしまい、獣道を伝い堰堤を巻いて河原を歩き蒼滝へ。重荷の私は早々にくたびれてしまった。まあ美しい滝を見る事が出来たの良しとしよう。
藤内小屋で小休止後にあみだ岩まで上がったが、ラジオを鳴らしながら歩いている登山者がいて、折角の風の音も水の音もかき消されてしまい興ざめしてしまった。
そうこうして岩場に到着した。汗が冷たい空気に溶けていくのが分かった。紅葉にはもう少しだったが、黄色に色づいた木々を眺めながら準備をした。
始めに簡単なクラックを登ってアップをした。先輩は久しぶりのクライミングなので、TPで登って岩の感触を楽しんでいた。
体もほぐれたので、課題のルートを触る事にした。苔に覆われた右壁にあるトラッドのライン。以前からトップロープで触っていたが、そろそろリードをと考えていた。
まずトップロープでムーブの再発掘と掃除、プロテクションの検討をした。しかし、触ってみて気が付いた。乾いている様に見えたが、岩はしっとり濡れ濡れだった。アンド準備したカムもサイズ違いだった。これでは駄目なので、今日は割り切ってTPでムーブを固めるだけにした。
このルート、個人的にはかなり面白いと思う。見た目は悪いが中身は濃い。フェース、クラック、スラブと様々な要素が詰まっている。苔苔と泥泥に中にも一片の光が埋もれているのだ。
私と先輩、それぞれ2回登ったら下山すべき時間になった。空気も冷たさを増してきた。
片付けをして、バカ話をしながら下山した。通常ならばこのまま帰宅となるのだが、やはり先輩と一緒だと、そうは問屋が卸してくれなかった。
怪我人を下ろしているパーティーと遭遇し、そのまま手伝いながら下山する事になってしまった。
結局、車に戻ったころには疲労困憊。かもしか大橋の夜景が目に染みた。
御在所の岩シーズンはそろそろ終わりなので、今シーズン中にルートの完成は難しいだろう。でも飽きず諦めず、気を長くして完成を目指したい。トリケラも来シーズンだな。
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