石谷川 御所谷 仙ヶ岳でチキンラーメン

 

 石谷川から御所谷を経て仙ヶ岳へ登ってきた。

 キャンプ場近くの駐車場から尾根を越えて入渓。堰堤下にある白糸の滝はかなり美しい滝だった。

 最近の少雨の影響で、堰堤の上はしばらく伏流となっていた。少し歩くと頂礼井戸。ここは左岸から登る。


 渇水の為だろう、岩にヌメが多く、深い釜から滝への取り付き時にソールが効かず、同行と二人で釜の縁でジタバタした事はお恥ずかしい限り。

 小さな滝を登ったり巻いたりしながら七つ釜へ到着。ここは、頑張れば直登出来そうだったが、今回は止めておいた。7級くらいのボルダームーブかな。

 七つ釜の上部だったかでは、ロープを出す箇所もあった。流水に磨かれた凹角を微妙なヌメが化粧をしており、結構必死になって登った。ここは安全の為に腰ビレーで同行者を確保した。

 谷を歩き続け、林道終点地点を越えると白雲滝が目の目に現れた。左上する顕著なダイクを使えば登れそうな感じだった。この滝は登山道を使い巻いた。

 この上も小さな淵や滝が連続して飽きる事はなかった。湯船の様になっている釜では、セクシー入浴ポーズをしたり、適度な遊びを入れながら、地図を睨み御所谷の出合いを目指した。


 御所谷の入り口は小さく暗かった。しかし、初めから登る事が出来る滝が出迎えてくれた。石谷の下流ではヌメが酷かったが、上流へ向かう程にフリクションは良くなってきた。小粒だが登る事が出来る滝が続く中々楽しい谷だ。10m滝は右岸のルンゼにある登山道から巻いた。

 広河原と思われる箇所で、沢の装備を解除し、登山道歩きに切り替えた。歩く人も少ないのか登山道もかなり不明瞭な箇所があったが、ピンクのミッテルが良い目印になってくれた。

 最後は荒れた谷から急な斜面を詰め上げると主稜線に到着した。御所峠という場所だった。小さな峠だが、北へ向かえば仙、南へ向かえば御所平となる。

 ここから短いアルバイトで仙ヶ岳の頂上だった。ただ谷で冷えた身体には中々厳しい登行で、息を切らせながら歩いた。稜線の右側は植林帯だが、左側は自然林だった。

 仙ヶ岳の頂上は久しぶりだった。1000m未満の標高だが、眺望も良く、遥かに鎌や御在所を望む事が出来た。



 木陰で小休止を取りながら、昼飯の残りのチキンラーメンを二人で分けて塩分と小腹を満たした。チキンラーメンは、そのままでも食す事が出来るので、私のベスト山ご飯だ。

 頂上からは白谷道を一気に歩き下った。この道も急こう配だが、良く歩かれているので問題はなかった。

 山道が終わると、荒廃した林道を歩く。そして最後に谷に下りて、もう一度白糸の滝を眺めてから車に戻った。

 今回も良く歩いた山行だった。石谷川から御所谷は困難では無いが、静かで十分楽しめるコースだった。





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