M坂さんと前尾根を登った。M坂さんは念願の前尾根だった。やる気満々なので家まで迎えにきてくれた。「ありがとう」
かなりゆっくり目のスタートだったが、取り付きでの降雨と先行パーティー待ちなどで、さらに時間をロスしてしまった。
P7下部は濡れており少し気持ち悪かった。途中のビレー点で切り、釣瓶でM坂さんにリードを交代した。上部以降は岩は乾いており、結構快適だった。
途中で藤内壁の岩場の説明をしながら足を進めた。
P6、P5と進みP4に到着した。P4は北谷を眼下に望む事が出来て、少しアルパインぽい気分が味わえると個人的には思っている。その気分を楽しんでもらいたく、ここでM坂にリードを交代した。
技術的な問題はないが、膝の故障に一抹の不安があった。だがM坂さんはP4を問題なく登っていった。調子もかなり良さそうだ。
自分の足もいい加減痛くなってきたので、そのままP3もM坂さんリードで登ってもらった。P3は上部に少し考えさせられるクラックがあったが、ここも全く問題は無く通過した。「簡単ですよ」とは本人の弁。
ヤグラのコルに到着した時には結構な時間になっていた。スタート時間の遅れ、ロープの流れを考えて細かくピッチを切った事、ビレー点でのロープの受け渡しなど原因は複数考えられた。M坂さんはP2も登りたがっていたが、今回はここで強制終了とした。
前壁ルンゼを下り裏道へ合流した。藤内小屋に到着するとM坂さんがコーラを奢ってくれた。連続●●犯の様な風貌のM坂さんだが、実は会社の重役である。遠慮は無用とコーラを頂戴した。爽やかテイスティーでござりました。
帰宅するとぐったりと疲れを感じた。昨日の自転車と、今日の荷物を担いでのクライミングが体に堪えたのだと思う。
朝から雨に叩かれてどうなるか分からない一日だったが、終わってみれば楽しい一日だった。岩も山も行ってみなければ分からない。

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