新春一発目は鬼が牙で遊ぶ

 

 年始休暇の最終日だったが、昨日の雲母峰ジョグの疲れが抜けないので、遅めの起床。隣県のボルダーへ出かける気力も沸かずに、とりあえずザックとマットの準備をした。つるつる渓谷にある大岩にボルトを打ってでも遊べないかとの考えだった。

 現地に到着すると渓谷にはまだ雪が残っており、とてもじゃないが岩で遊べる状況では無かった。

 残念。しかし、このまま家に帰るのも寂しいので、少しでも雪の少なそうな鬼が牙へ行って見る事にした。

 とにかく乾いた岩を触りたかった。

 小1時間の移動で到着した。幸いなことに鬼が牙のスラブ面は陽光を浴びてカラカラに乾いていた。そして選べば谷筋のボルダーでも遊べそうだった。

 ここのスラブには幾つかルートがあるが、今日は30mロープ1本とヌンチャク4組程度しか持ち合わせが無かったので、簡単そうなスラブを1ピッチだけ登る事にした。

 アンカーは灌木から取り、グリグリにロープをセットした。シューズを履き、そして温かい岩肌に取り付いた。バケツの様なホールドが多く難しいクライミングでは無い。省ヌンチャクの為に1ピン目は省いて登った。お助け用のビナも無かったので、フリー側のロープを垂らすしかなく、とてもロープが重たくクリップするのが大変だった。

 プロテクション、アンカーとして、しっかりとボルトが打ってあるのだが、なかには岩面からものすごく飛び出ているものもあり、怪しい物もあった。

 このスラブは1pしか登っていないが、とても簡単で、初心者に岩の感触を感じてもらうのに良い岩場だと思った。あと明るく暖かい事もGOODです。



 2p目は次回のお楽しみとして、ロープを片付けて、代わりにマットを担いで谷底のボルダーにお邪魔した。

 1個簡単な課題を登ってから、良く目立つスラブボルダーをやってみた。以前に掃除をした記憶があるが、真剣にトライした事は無かったはずだ。



 弱点主義でラインを見極め、ホールドを掃除したりしながら、ムーブを組み立てていった。高いホールドに立ちこみ、次の足に立つ。ここまでは大きなホールドがあるのだが、そこから上は良いものがない。アンダーに指を掛けて一発立てば終わりそうだったが、下地は岩ゴロだったしマット1枚ではどうにも踏ん切りがつかなかった。

 何回かやったが、結局完登は出来なかった。岩も脆いし、今度はマットを追加してトライしよう。

 谷底を徘徊すると小さいながら面白そうなボルダーを幾つか見つける事が出来た。

 最後に以前に登ったボルダーに再トライしてみた。左カンテを使いながら登るライン。結構簡単に登った記憶があったのだが、今現在では歯が立たなかった。でも中々面白い課題だと思う。



 結局夕暮れ近くまで遊んだ。疲労と雪ではじめはどうなるかと思われたが、十分満足することが出来た。鬼が牙、冬の遊び場。結構楽しめ〼です。






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