桐生辻 M坂ロッソ

 

 M坂先輩と桐生辻へ。

 昨日よりは、ましとはいえ寒い日だ。太陽が陰ると涙が出るぜ。

 アップは暖かめの子豚スラブを登った。今日は私の登攀能力に対して過剰性能を持つドラゴを履いてみた。

 ドスラブにドラゴとはミスマッチかと思ったが、これがとても良かった。柔らかい靴底なので、粒に立った感覚が足裏から伝わってくる。カッコイイ言い方をするならば、足裏からの情報量が多いという感じ。真ん中ラインも1テンで抜ける事が出来た。スラブの苦手な私にしては出来過ぎ君だ。



 M坂先輩も頑張った。体脂肪3Kg増は変わらないが、闘志も3Kg増らしかった。赤いフリースが青空に映える。「飛べない豚はただの豚だ」と某名作アニメのコピーと同じく、「登れないM坂はただのM坂だ」とつぶやきながら登っていた。真ん中ラインもあと1歩でテンションが入ってしまったが、良い登りだった。ただのM坂では無かったのだね。

 

 ここでアップし過ぎて、指皮をだいぶ持っていかれてしまったが、次に本命の「鱒」をやることにした。お年の所為かムーブもプロテクションも全忘却していたので、大人しくまずTRで登った。

 登りながら徐々色々に思い出していった。3ピン目のクリップ動作が厳しい、次のカムはここに入れるのよ、などなど。やれば思い出す事が出来るので、私の脳細胞も捨てたもんじゃない。

 私、M坂さんと1回づつ登ったので、リードすることにした。TRで登った時にセットしたカムを残したままでのトライにしたのだが、これが大失敗だった。

 難儀して3ピン目にクリップしてから、一応核心ムーブに入ってみようと試みたのだが、左手を差し込むフレークにカムがセットされており、どう見てもホールド出来そうではなかった。風も冷たいし、私は意気地なしなのよ。あっさり諦めた。でも次回は登るZ。


 最後に「羽衣」横にある悪いクラックをTRで登った。ここでもM坂さん頑張った。以前にやった時には、1歩くらいしか上がる事が出来なかったが、今回は3歩は上がった。やはりただのM坂ではない。私も登ったが、パーミング気味のレイバックで難しかった。手はかかりの良い箇所をまさぐりながら、力のいるホールディングが必要だが、それに増して足使いが肝だと思った。フットジャムとフックの使い方に一工夫しました。

 寒い日だったが、静かな岩場で1日楽しむ事が出来た。

 左ひじも負荷の強いクライミングに耐えるまで回復したので、モチベーションも上昇してきた。今年も楽しみながら登り鱒の寿司。




 


コメント

コメントを投稿