セルフバレンタインデー`@コソトレ

 

 今日は暖かい日だ。クライマーインスタを眺めてやる気を満たし、超重役出勤にて久しぶりの御在所岳へ。

 スカイラインをポクポクと歩いて山に入ると、雨が降った様で岩は黒く濡れていた。これは想定外だった。

 荷物が重いな、しかし少しの我慢だ。お目当ての岩場はすぐそこだ。数年前に開拓された岩だが、ルート名もよく分からない。

 取り付きにから見上げる岩も赤黒かった。今回は一人TRなので、終了点に回り込みロープを垂らして準備をした。

 右上する弧を描くクラックから登る。ここが結構難しい。クラック内も濡れていて、ジャムした手が吐き出されてくる。テンションまみれでクラックを抜けて、大きなフットホールドに立つ。ここから岩の真ん中を登るのだが、必要なホールドが全て濡れていて難しさを増してくれた。ただムーブはとても面白い。効率的なホールディングを考えながら体の重心を決める。そして最上部は効きの良いハンドクラックで終わる。

 懸垂で取り付きに戻った。今登ったラインは、この岩が開拓される前に試登した事があったのだが、とてもその時の私には登れるものではなかった。しかし、今は強く上手いクライマーによってルートが拓かれている。大したものだと感心する半面、自分の弱さを改めて確認する。



 名前も知らないこのルートはクラックとフェースのコンビネーション。あみだ岩に作った「泥と光」に通じるものがある。但しグレードはこっちのほうが上だけれど。

 休憩時には持参したチョコレートと白湯にてバレンタイン気分を感じた。我ながら渋い渋すぎる。あまり寒くないが、何かが寒い。

 トータル3回登ってみたが、ノーテンで抜ける事は出来なかった。中間部のプロテクションももう少し確認したい。リードでトライするのはもう少し先になる予想。

 スカイラインを下りると沢山停まっていた車は1台を残すだけだった。





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