午後から御在所岳、謎道の岩場。下界は暖かかったが、今日の山は寒かった。
急登で汗ばんだ身体に風が冷たい。
昨年に目を付けたラインを引き続きトライすべく、まず懸垂下降で岩掃除と試登をする事にした。
灌木とヘキセンでアンカーを作った。岩塔の天辺から遠くの木に白い花が見えた。タムシバの花か。春の煙る山にそこだけ灯りがともっているみたいだ。
ロープを伝いながら岩の状況を確認したが、昨年と変わり無し。一冬越しても岩は岩。
試登はロープを引きながらの疑似リードにした。昨年に探っているとはいえ、55歳の脳細胞の記憶力は儚げで、肝心のカムのサイズも忘れていた。時間も無いし、寒いのでとにかく登る事に専念した。
スタートの凹角も簡単ではない。ここをクリアして1個目のプロテクション#3カムがセット出来る。そこからジャムのよく効く水平クラックを使い左トラバースする。目の前に縦カチが現れた箇所で、1段上のテラスに立ち込むムーブが核心だが、立ち込みに優れたクライマーなら問題なしなのかも。立ち込んだテラスをさらに左トラバースして、遠いガバを掴むまでが第二核心。テラスに立ち、ホールドの無い垂壁をトラバースする感じだ。ここも足が重要。第二核心で落ちると、背後の大木に激突する恐れもあるのでビビる。
(意味の無い動画)
その先も気の抜けない箇所はあるが、比較的容易なクライミングで岩塔の天辺に出る。詳細な感想は違うが、大まかには昨年11月の試登時と変わらない印象だった。
疑似リードでかなり分かった事があった。がしかし、一番の核心はその事を覚えておけるかという事です。記憶ムーブ5.12はあるぜ。とにかく各プロテクションにランナーが必要なことは覚えておこう。
駐車場に戻ると車は私の1台だけだった。はたしてこのルート、名作なのか迷作なのか夏までには決着をつけたい気持ちです。

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