で、行ってみた、登ってみた。
参加クライマーは、オールドさんとハニャムニャさんの鋼鉄おじさんペアと、M坂さんと私のポンコツペア。
アプローチは小沢沿いに約20分ほど。途中にあるボルダーを横目に急登を喘ぎ、炭焼き釜跡からはフィックスを頼る。取付きより見上げると想像より大きな壁だった。
準備をしながらオールドさんペアを見送る。ハニャさんがリードだが登るスピードが速い。あっという間に1P終了点に到達した。すかさずフォローでオールドさんが登っていく。有難いことにホールドのクリーニングもしてくれ、ヌンチャクも残してくれた。
ポンコツの1P目担当はM坂さん。ご本人は膝に爆弾を持っている事を心配していたが、そんな事、私には関係無い。有無を言わせぬ万全のビレー体勢で顎をしゃ くり、M坂さんをスタートさせた。
やはり岩は風化が進んでいた。登ると表層の弱い部分がポロポロと落ちてくる事がある。それでもM坂さんは果敢に登り、1度もロープにぶら下がることなくビレー点に到着した。「やるじゃん。」
そしてフォローは私。風呂上がりのゴジラの肌みたいなスラブをチビチビと登った。そして気が付いた。「難しいじゃん。」 終了点直下が小難しく、ずり落ちてテンションしてしまった。仕方がない、溺れる者は藁をもつかむ。スリングを掴み、何食わぬ顔で抜けておいた。優しいM坂さんは見て見ぬふりをしてくれた。
ツルベなので2P目は私のリード。2ピン目くらいから難しく、2回ロープにぶら下がってしまった。はずみでロープに接吻をしてしまい、上唇から出血した。久しぶりのハードキスだった。
そんなこんなで、やっとこさ終了点に到着した頃には、先行のオールドさん達は、4P目に取り付いていた。流石のスピードだ。ハニャさんが気合声と一緒に吹っ飛んでロープにぶら下がっていた。かなりの難度なのだろう。そして滅茶苦茶楽しそうだ。
フォローのM坂さんを向かい入れて、時間を確認するとタイムリミット時刻に近かった。本日のポンコツペアの自由時間は午前中だけなのよ。
懸垂で取り付きに戻り帰り支度をしていると、すぐに全ピッチ登ったオールドさん達も下りてきた。ポンコツの3倍速くらいです。私は色々な面で精進が足りません。
結局、今日は2ピッチしか登る事が出来なかった。アナザー・ワールドの入り口を覗いただけで終わってしまった。
とりあえず覗いてみた感想はというと、とても面白かったの一言だった。確かに岩は脆いが、注意して登ればそれほどとは感じなかった。実際オールドさんは全ピッチRPしているし、今日のハニャさんの登りも普通にフリークライミングを楽しまれていた。 私も腕ではなく足を磨いて再トライしたいと思う所存です。

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