日曜日は単独で藤内。モチベーションが上がらなかったので、ゆっくりスタートにしたら、冬期ゲート付近にしか駐車出来なかった。
車は沢山だが、登山道は空き空きだった。昨日の雨に叩かれたのか、黒い道の上に白い花が沢山落ちていた。
足をプルプル言わせながら「トリケラ」の下降点まであがった。案の定、ここは風が強くて寒い。すぐに長袖シャツの上にワークマンカッパを羽織った。指先は軽くしびれているが、何とかクライミング出来そうだった。
「トリケラ」横にある簡単なスラブをリードする事が今日の目的。強度も難しさも無いが、核心部がちょっとドキドキするオールナチュラルプロテクションのスラブ。要所にホリゾンタルクラックが走り、カムが有効だが、核心部は足元のカムで微妙なスラブを数歩登らなければいけない。
懸垂でトリケラの頭へ下りて準備をした。風が強いので、荷物が飛ばされないかとか、何かと気をつかう。初めに懸垂ロープをそのまま使用して、アップ替わりにTRで登ってみた。
雨の名残もどこへやら、岩はよく乾燥していてグッドコンディションだ。核心以外は問題なし。ついでにカムもセットしてしまった。プリセットになってしまうが、寒いので長居はしたくないのが本音。
取り付きに戻って休憩もせずにリードに切り替えた。クラックにオフセットナッツとカムでアンカーをセット。グリグリをハーネスに装着してロープを通した。試しに1ピン目のカムにテンションをかけたら、ナッツが1個外れてしまった。「お願いしますよー」と声が出た。アンカーは複数取りましょう。
気を取り直し、アンカーを再確認して登りだした。久しぶりのソロリードなので、緊張が押し寄せてくるが、登る事に集中した。クライミング自体は簡単なのだよ明智君、つぶやきブツブツ。
そして核心。足元にカムが2個きまっているが、脆い結晶に立ち込んだ時は、体の色んなところがキュンとしました。胸キュンは青春だが、股間キュンは違うわよ。足を進めて小さなカチを掴んだ時には正直ほっとした。
一応「ウィンドミル」と名前をつけてみた。グレードはあって5.9ぐらいだろうか。壁の一部分を切り取って登っただけなので、好き者の目で見なければ埋没してしまうラインであります。
片付け後、壁の下部へ移動して遅めの昼食を取った。冷えた体にチキンラーメンが染みまくり。
見上げる壁に、以前から気になったクラックがあったので、ランチ後に懸垂して偵察した。傾斜もゆるくクラックは広い。#4,5くらいかな。下部は苔とブッシュまみれだが、掃除すれば楽しめそうだ。「トリケラ」はかなり難しく、私のライフワークになりそうだが、このクラックはフレンドリーに見える。また変態開拓クライミング心に火が着きそうだ。
下山したら顔が軽く日焼けしていた。白い花崗岩から心のどす黒い私へのプレゼントだ。
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