トリケラ開拓は筋肉痛の素

 

 日曜日、電動ドリル他一式を担いで「トリケラ」へ上がった。季節はもう夏の様、荷物が重く全身から汗が噴き出た。ズボン(今風でいうパンツの事)もお漏らしたみたいになってしまった。ただ風が涼しく、メマトイなどの羽虫がほとんど居ないのが救いだった。

 今日は1P目を触るつもりで下部からアプローチした。ベトベトルンゼのフィックスロープは、退色して固くなっていたので、危ない箇所に追加設置した。

 クライミングシューズに履き替え、ドリルを担いで、1p目終了点のテラスに上がった。午前中の今は日陰で風が抜けて涼しい。準備をして以前に打ったボルトの横にもう一本追加した。ドリルは重いけどその分仕事はベリー速い。

 その他なんやかんやで、時間はあっという間に過ぎてしまった。気が付けば昼過ぎになっていた。一旦取付きまで下降してエネルギ補給をした。とりあえずここまでは、予定通りに進んだので、ご飯も美味しかった。

 午後からは、1p目の試登をするつもりだったので、再度テラスへ上がった。日光が当たり始め、暑さを感じる様になった。ボルトを使い懸垂をしてみたが、2P目と同様に前傾しているうえに右上しているので、クラックに近づく事さえ出来ない。さらに抜け口がハングになっていて始末が悪い。3回ほど懸垂&回り込んで登り返しを繰り返したら、頭が痛くなってきた。クラックに触ることが出来ない虚しさと、暑さで疲れが一気に噴き出してきた。動作がいい加減になってきた事が分かったので、今回はここまでにした。






 取付きに戻るともういい時間になっていた。少し休憩してから、この前に偵察した簡単そうなクラックに仮終了点を作りに行くことにした。灌木からの懸垂では、ロープが岩角にこすれてしまい、ゆっくり偵察することも出来ない。とりあえず1本だけボルトを打ち、それを支点に偵察と作業を行う考えだった。

 懸垂で藪をぬけて目的の岩の天辺に下りた。ドリルでアンカーを打ち終わり、ここから別ロープで下降しようとした時に、ハーネスにぶら下げていたカメラが無くなっている事に気が付いた。どこかで落としてしまった。時間の余裕も無かったので、下降は取りやめて取り付きに戻り、ベトベトルンゼを再々度登ってカメラ探索に余力を注いだ。

 幸いな事に、すぐにカメラを見つける事が出来たが、装備のチェックなど我ながら甘い。苺ショートみたいに甘いわ。

 下山も力なくヨロヨロと歩いた。時間も遅いので、歩く人も少なかったが、漏れなく全員に抜かされてしまった。水戸黄門の歌が頭に中に浮かんだのは、年の所為だけではないはず。

 ちなみに今日は足が筋肉痛です。


 

 

 

 

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