ヌメヌメ ヘルター

 

 野人先輩と藤内。今日こそはと意気込んで登山道を歩くが、先輩の足についていけず、かなりバテた。一壁に上がる途中で荷物を下ろしたなんて、初めての経験♥。

 本日も夏以降、恒例の天候。藤内に上がると、毎度の事ながらガスが垂れ込めていて、岩はウェッティー。「ヘルタースケルター」を登ろうと思っていたが、とてもじゃないがそんな状態ではなかった。仕方がないので、中尾根を少し登って上部に回り込みTRを張ることにした。前回TRで探ったので、もうTRはしないと思っていたのだが、今回は勘弁して下さい、我が魂。

 中尾根は1P目の途中から登ったが、この辺りの岩は乾いており、快適だった。

 中尾根周辺は岩に囲まれ山にいる感じがして、とても素敵な場所だ。この辺りで一度ゆっくりぼんやりしてみたい。

 トップから懸垂で「ヘルタースケルター」終了点におり、TRをセットした。






 ロープにぶら下がって観察すると、フェース部分は乾いているが、クラックはヌメヌメで、ルート下部は緑色に染まっていた。先輩曰く「フェルトソールの方がいいんじゃない」、うむうむ一理あるような。

 折角なので、ギアをぶら下げてTRで登った。超ヌルヌルクラックはTRでも恐ろしかった。一応カムもセットしてみたが、核心部分では予定していたギアが上手くセット出来なかった。

 先輩と交互に登ったが、先輩は核心以外はあっさりと登っていた。ヤルー!

 私が2回目を登り始めると雨が強く降ってきた。雨はすぐに止んだが、乾いていた個所も濡れてしまった。とりあえず、核心のムーブとギアを再確認して、ロープを回収し下山した。

 ガスに覆われていたのは藤内辺りだけで、標高を下げると雨の影響はなく、兎の耳ならクライミング出来そうな状態だった。

 藤内小屋まで戻り、小休止をした。ドメゾン岩が綺麗に掃除されていたので、外国の方も交えてリトルセッションを楽しんだ。藤内小屋周辺にも良いボルダーがあるので、衰えた突破力を鍛える為にも、久しぶりに一日中ボルダリングも考えてみよう。





 

 10月になると、藤内壁秋のシーズンが始まる。あんなクラックにジャムしたり、そんな結晶をつまんだり…と妄想が止まらないおじさんです。

 

 

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