日曜日の朝、SCW天気を確認すると、どうにもこうにも雨っぽい。昨日も雨に降りこまれて泣く泣く山を下りた身なので、連日の雨の山は勘弁してほしかった。北へ向かえば少しはましな予報だったので、久しぶりに石灰岩のボルダーへ行くことにした。
ガスがかかりだした山を横目に車を走らせた。こんな天気なので、乾いた岩が少しでも触れれば儲けものだ。
山を越え谷を走り、現場へ到着した。マットを担いで谷底に下りると、幸いな事に岩は乾いていた。ただ伏流している場所はましだが、流水のある個所では湿気が溜まって岩も濡れていた。
簡単なスラブでアップしてから、近くにある岩で登る事にした。課題のラインは分からないので、ガバを繋いで適当に登った。このボルダーのホールドは非常にフレンドリーなので、ひ弱なおじさんクライマーにはありがたい。
何通りか登ってから、手数の多いトラバースを探ってみる事にした。岩の左端から右端までを通すと、二十手以上になり中々厳しいと思われた。
スタート付近はガバばかりだが、中間部で少し悪い一手がある。両手ガバカチから遠いホールドへ右手を飛ばすのだが、右足のフットホールドが小さくて上手く出来ない。下から登る分には何とかなったが、トラバースとなると手数が増えて難しさが増す。何度か試みたが成功しなかった。
ここで強くまっすぐなクライマーなら、扉が開くまで何度も何度でもトライを続けるのだろうが、わたくしは弱く曲がった奴なので、違う扉を探すべくバイパスラインを設定して、抜け道する事にした。始めはNGとしたフットホールドも使ってOK牧場よ。
ただ、そんな事をしても前腕の持久力に嘘はつけない。最後の右端部分が一番足が深くてここに抜け道は無い。色々とムーブを試みたが閃きは無い。そのうち腹が減ってきたので、大休止を取る事にした。
ランチは餅入りチキンラーメン。麺を飲み込んでいると、細かな事が目と耳から飛び込んでくる。飛ぶ蝶、突然我に返った様に落ちる木の葉、何処かの山肌での落石の音、食事は質素でも副菜はたっぷりだ。
食後はマットに横になりマッタリ。気が付けば軽くいびきをかいて寝ていた様だ。
午後からはひたすら繋げることに専念した。徐々にムーブが洗練されて右端までは問題なく到達出来る。ただ右端に差し掛かると傾斜に負けてしまう。長めの休息を入れたり、足運びを変えたり色々試してみたが、最後のフットホールドに立てない。
時間も迫ってきたので、ラストトライをしてみたが、やはり最後で振り落とされてしまった。うーむ残念だ。あと一歩ならぬ一手?かな。
結局南極、解決することは出来なかったが、久しぶりに力をこめたボルダリングが出来た。いつもの花崗岩ではなく、たまには石灰岩も楽しい。また来て遊ばさせてもらおう。
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