ドラゴン道場へ行って来ました。
快晴でとても暑かったが、路傍に落ちている栗の実は、秋のこぼした一滴の様だ。ドラゴンへのアプローチにあるボルダーは、オールドさんの仕事前(個人的には仕事中ではないかと疑っている)の精力的な整備により、とても美しくかつ魅力的になっていた。
大汗をかいて道場に到着。とたんにやぶ蚊がまとわりついてきた。同行者は気の毒なくらいに蚊まみれになり、服の上から、顔面からとボコボコになっていた。南無。
虫よけを施してクライミングを開始した。私がリードで登りロワーダウン、残ったロープで同行者がTRクライミングをする方式で登った。
まずスワンスラブから始めた、一見簡単に見えるが、難しくて左から巻いて登るしか出来なかった。強点を登るラインはTRでも歯が立たなかった。あまいポケットがとても嫌らしい。
次に「セレニティークラック」「マニアック」を登った。グレードは同じに感じた。気温は高いが、乾いたクラックは気持ちが良い。手をねじ込む毎に快感を感じた。
3本登って昼を回ったのでランチとした。ここで同行者から、ナツハゼのジャムをおすそ分けしてもらったが、ブルーベリーと同じ味でとても美味しくて驚いた。日本のブリーベリーとの異名もあるそうだ。勉強になりました。
自分の顔より大きいおにぎりを頬張る同行者を横目に、マットに寝転がって空を見上げた。青ではなく少し白っぽくくすんだペールブルーの空だった。気温が高いので水蒸気のいたずらなのかどうか。
午後からは「スネークダイク」「ダイヤモンドピラー」を登ったが、今日登ったルートの中では「ダイヤモンドピラー」が一番難しく感じた。2ピン目のクリップは結構必死で、ワンテン入れてしまいました。
ルートの締めに、同行者が「スネークダイク」をリードした。このルート、リハビリ中のクライマーも喜ぶガバ設計で、登れば幸せ気分になれる。ひょっとして「ハッピー」の間違いだったのかな?
いい加減疲れてきたが、最後のお楽しみに「ドラゴンクラック」にトライした。誰とは言いませんが、某オールドさんのおかげで下地も格段に良くなり、トライしやすくなっていた。
初めは右手をシンハンドにきめていたが、どうも感触が良くなかった。離陸するだけの保持力が得られない。
細いクラックを指でなぞりながら、次のパターンを試してみた。両手フィンガジャムが一番しっくりくる。相変わらず効きは悪いが、足を上げてみた。「おおっ」なぜか離陸出来た。ここから、あと一手出せば何とかなりそうだが、しかしその一手を出すことが出来ない。ドラゴンはやはり厳しかった。でも離陸出来ただけ一歩前進したと思いたい。
夏がぶり返した様な一日、蚊にまとわりつかれた一日、野薔薇の実を摘んだ一日、ドラゴンを離陸出来た一日。充実した一日でした。ドラゴン次も頑張ろう!
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