天候の回復を信じて、下道でトコトコ大鳥居へ向かった。今回はとも先輩が付き合ってくれた。
現場へ到着すると岩は半湿りぐらいで、上部はほぼ乾いていた。読みは当たった。ただ風が冷たかった。
動きも固いし、岩も濡れていたので、「四度目の青春」をTRで登りアップした。私はいきなり核心でテンションをかけたが、とも先輩は特に苦労することなく登って行った。話を聞くと、某講習会に参加して、ここの岩場の易しめルートはほぼ登っているとの事だった。道理で色んなルートに詳しいはずであるのだピープー。(昔昔TVで放映していた天才クイズのまね)
次に、先輩の勧めで「四度目…」と「ヒコーキ雲」をうまくつなげた「オリジナルルート」?を登ったが、ホールドも大きくて、とても登りやすかった。これはアップに最適なルートだった。所々は今までに触っているが、一応オンサイト気分でハッピー気分になった。
その次は憧れの「mental testar」を触った。もちの論TRですけどネ。
初めに取りついたとも先輩は下部で早々に諦めた。肋骨あたりの古傷を痛めているのと、「俺、明日も楯が崎でクライミングですから」と伏線もありの事からだった。
私の番。何年か前にやった記憶があるが、ほぼ忘却回路に消し去っていたので、初々しい気持ちでクラックに指をねじ込んだ。だがやはりというか、難しいとても難しい。そーいえばあーいえばと記憶が回路の基盤に流れてきた。テンションまみれ涎まみれで、何とか終了点まで上がった時には疲労困憊だった。中間部で少しだけ楽になるが、それ以外は身体的にも頭的にも厳しい。これをリードで登れたら素晴らしいと思う。
今回、時事に敏感な私は、コールや会話にもオリンピックカーリング女子的要素を加えてみた。「このルート面白いね」「そだねー」「これ厳しいわ」「そだねー」「テンション」「そだねー」(注 今回のオリンピックでは、そだねーはあまり言わなかったらしい。じじいは時事も4年遅れ)「そのパン美味しそうね、少し頂戴」「いやだねー」。
お次に「信楽街道」をTRで登った。このルートはとも先輩の狙いだったが、上記の伏線条件により今回はTRでトライ。
先輩は静かに呻きながらノーテンクリア。次はリードするそうです。私はスラブの核心でテンションしてしまった。極端に厳しいムーブは無いけれど、じわじわと染み入る様に疲れがきてしまう。私も次回はリードします。
最後に「パワーorセンス」をリードトライしたが、「mental…」で腕力を使い切った私は1ピン目で敗退しました。
今回この岩場にプチ精通している、とも先輩のおかげで楽しく遊ぶことが出来た。また珍しく読みが的中し、天候にも恵まれた。
普段の行いが良ければ、このような事もある、人徳というものですね。しかし誰にも「そだねー」とは言われなかった。
おあとがよろしい様で。
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