つるつるブダイ

 

 日曜日の夕方2時間ほどつるつる渓谷へ。昨日の雨の影響は無く、岩は乾燥していた。

 まずはブダイの様なつるつるスローパ岩に再トライした。初めはカンテとスローパーを使う課題。岩が良く乾いている事もあるだろう、シューズをドラゴにしてみたら細かい足にもしっっくりくる。先週と感触が違うなと思いながら立ちこむと、あっさり登ることが出来た。

 次にスローパーだけでやってみた。これも数回のトライを要したが登ることが出来た。マントルぽく体を押し上げて、足を揃えて立ち込めれば解決出来た。難しい課題ではないが、自然が生み出したスローパーは俊逸だった。




 時間がないので河原の岩小屋隙間課題に移動した。まずはデッキブラシで再掃除。湿気を持った土が残っていて、岩の目に入り込んで中々除去は出来ない。一雨くれば綺麗になる事を期待しブラシを置き、岩と対話にすることにした。

 色々考えながらムーブを探した。スタートは左手を広いクラックにホールド、足は奥にある台座の様な岩に乗せる。右手は側面岩の棚状ホールドをプッシュする。体を横に倒したしんどい体勢で右足を奥のクラックにジャム。左手を送りハンドジャムをきめる。次に右手も天井にハンド。ここから両足を棚状に移動してムーブをおこすのが辛い。窮屈で頭を抑え込まれて肩も痛む。足をもっと送り体を反転させたいが、棚状以外はミラクルつるつるなので何ともしがたし。数トライしたがここから先へは進めなかった。体幹も使うし全身筋トレした気分になった。

 またもや行き先不明の中々楽しい宿題を発掘してしまった。私って天才だろうか、登れないけど…。




 目の前が暗くなったのは疲労か、はたまた時間からか、腹時計からするともうカラスの帰る時間だった。

 私のクライミングは、登れない、登れるか、登れるだろう、いや登れない…この繰り返しで稀に登れたりする。ムーブの海を泳ぎながら見る白日夢。

 思うに任せない事が多いけど、また夢を拾いに来てみよう。






 


コメント