一人なので御在所でボルダリング。道中で藤内小屋の方の手伝いを少し。焚き付けに使う枝を風呂まで運んだ。
裏道沿いに幾つかボルダーはあるが、その中でも個人的に名作と思うのが「ミスターX」。下地が上がってしまい残念だが、正面フェースの課題は右左共とても興味深い。力が落ちてしまったので、完璧に跳ね返されてしまうが、懲りずにトライしたい良いボルダーだ。側面のスラブもチッピングホールドを無視して登ると結構楽しい。
休息していると、藤内小屋の違う方が高枝ハサミを持ってウロウロしていた。聞くと夕食のおかず様にタラの芽を採っているとの事だった。1本のタラの木を教えると嬉しそうに芽を採取されていた。
X近くにある「パトリックエトランジェ」は薮に覆われているが、ガバを繋ぐダイナミックな課題が手軽に楽しめる。少しの苔はご愛敬。
山に踏み込むと名前の無いボルダーが転がっている。岩の上には腐葉土が溜まりホールドを隠しているが、腐葉土にはコシアブラの幼木が生えていて完璧にクリーニングすると木が死んでしまう。岩の上ではそのまま成長出来ないかもしれないが、出来るだけ影響しない様にしたい。
裏道を歩く登山者の喧騒を聞きながら、誰も触らない岩と静かに対話した。
この岩はカチから一気にガバを取りにいく課題。失敗すると斜面を滑り落ちると思う。ガバに土が残っており、気合が足らずに敗退。
緑色のスラブは傾斜もゆるく、ホールドも沢山あって完登。ベルベットみたいな苔が素敵すぎて掃除もピンポイント。
格好の良い岩もあるが、下地が崖になっていてボルダーでトライする気にはなれない。
明らかに獣の巣になっている岩にクラックを発見した。ハンドかフィストサイズで傾斜もきつい。かなり小さいがこれは機会をみてトライしてみよう。テーピングするのも面倒なので、おきて破りのグローブを買ってみるかどうか。
小屋から薪を焚く香りがし始めるとそろそろ帰る時間だ。
道に復帰して歩いていると、上がってくる登山者とすれ違った。時間と装備からおそらく小屋泊りの方たちと思われた。今日の晩御飯はタラの芽の天ぷらだよと、教えてあげたい気持ちをグッとこらえて山をおりた。
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