愛する御在所にはワイドの練習に適当なクラックはあまりない。中尾根の「狭き門」くらいしか思い出せない。他にあったらごめんなさい。
なので以前に開拓した「ハレルヤ」に行ってみた。謎道沿いにある短いスクイズチムニーのルート。もう少し狭いクラックの練習をしたいところだが贅沢は敵だ。乾いた岩に触れるだけ幸せ気分。
GWももう終わり。風が寒い日だった。
謎道はつるつる落ち葉が積もりとてもスリッピーだった。ひと踏ん張りで岩場に到着。
気合もないので、ソロのTRで登った。割れ目に体を入れ込むと、「あーこんな感じだった」と思い出す感触。ザラザラの岩肌にプッシュする手のひらは赤くなり、古いズボンのお尻には穴が開いた。
2回登ればもう満足。ヒールトゥが思ったより効くと分かった事が今回のお勉強だった。(効き過ぎて抜けなくなったぐらいだった)
この岩でもう少しラインが引けないか観察していると、この岩に作ったもう1本のルート「ナインボール」の直上Verが出来そうな感触を得た。スタートは「ナインボール」と同じ、団子状岩の凹角から登り始める。既存ルートは一段上がった後に左へトラバースしていくが、そこから真っすぐに上がる。フレークガバがあり良い感じだったが、そのガバが浮石ポイ。乗っても大丈夫だが、叩けば虚ろな音がする。ガバの周辺にも亀裂が認められる。このフレークの処理と、最後のスラブに弱点が見いだせれなかったので、このラインはしばらく凍結することにした。時間が経てば新たな案が浮かんでくるかもしれない。
一旦片づけをして砦岩に移動した。
砦岩は3階構造。普通人の2階、通の1階、変態の地下1階と個人的には思っている。
今回は1階にある「雨ニモマケズ」「狸の散歩道」にTRをセットして遊んだ。「雨ニモマケズ」は凹角のハンドクラックから左のスラブを登るルート。スラブに出るカンテ状の処理が厳しい。かなり以前にリードトライしたがばっちり敗退した記憶あり。今回TRの気安さでやってみたが、核心のムーブはとても難しかった。でも抜群に面白い。
「狸の散歩道」は最初から最後までずーっと難しいフェースルート。バランシーでちびりそう。これも面白い。
砦岩は2階が人気だが、1階の方が個性豊かなルートばかりで楽しめると思いまする。永遠の5.9クライマーの私には多分一生涯通えそうです。
疲れたので早めの下山。今回も学びの多い岩だったが、忘却力の向上も中々のものである。これからも再現出来るか不明。
GWも終わるともうすぐ梅雨に入る。来週の天候は果たして?
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