岩を登りに紅葉の渓谷へ。先週痛めた膝の調子も完ぺきではなかったので、アプローチの近い岩場が今回の目的地。
天気は快晴だったが、何故か日が高くなるにつれて岩が濡れだした。近くにある「玉」のボルダーなんて風呂に入ったみたいにベタベタになっていた。冷たい岩と温かい空気が接した為に結露が生じた様だった。ソーダ水の向こうを貨物船が通る季節でもなかろうに、自然は思いもかけない悪戯をしかけてくる。
ここの岩は濡れると凶器の様に滑るので、一番簡単なルートをリードしてからあとは全てトップロープで遊んだ。
足が信用出来ないので、TRでも中々怖くて必要以上に指力腕力を消耗してしまった。
河原の岩場の宿命か、岩場の右端は下地が川になっていた。ルートが2本登れなくなってしまったのが残念である。
谷間には流れ着いた流木が沢山あったので焚火をして心を癒した。焚火は谷間のラジオみたいだ。せせらぎの音がベースになり、時折木がはぜるとそれがアクセントになる。ジッと見ていると煙に燻されて我に返る事の繰り返し。
あまり使うことのない焚火缶を火にかけてチキンラーメンを作った。紅葉と清流を具にして食べるラーメンは抜群に美味かった。
焚火を見ていた鬼トモ先輩が、昔を懐かしんでフォークダンスを踊りたそうにしていたが、私も年が年なので丁寧にお断りした。
短いルートばかりだが、二人で何本も登っていると夕方のよい時間になっていたので岩場を後にした。
思わぬ結露で期待したようなクライミングは出来なかったが、自然の岩なので致し方ないところ。膝も少し痛むが思ったよりも調子が良かった。
この岩場、雪が降るまでは登れたはずなので今度は芋か餅を持ってこよう。クライミングに来て太る岩場、そうここはそう言う岩なのです。
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