諸事情により単独で第一岸壁。駐車場には他の車は無し。暖かい車中から外へ出て、外気を吸うと心臓が止まるぐらい寒かったので、スクワットなどをして体を動かした。昨夜は雪が少し降った様だった。
もちろん岩場もにも誰もおらず、静けさの中に岩があるだけだった。ワイド練習と割り切って「ゴールデンボンバー」にTRをセットして登ることにした。このルートは以前に意気揚々と取り付いて完璧に敗退したルートである。
幸いにして岩は指を拒絶するほど冷たくはなく、ジャムする手もかじかむことはなかった。
登っていると超奮闘的で体は暖かかった。これで5.8とは私のクライミングの視野は狭すぎると改めて思った。
フィストが効かなくなる箇所から途中のテラスに立つまでがとても難しく、手も足も出ないとはこの事だと思った。レイバックをして左カンテのホールドに立つとかなり易しくなるが、TR練習なのですべてワイドでやりたいのだ。おじさんのワガマママイマザーさ。
手はリービは何とか効くが、足が上手く止まらないので体を上げることが出来ない。ロープにぶら下がりながらあれこれとフットジャムを試してみた。「こうか」「あーだ」「だめや」「アベシ」誰もいない森の中におじさんの独り言が響いた。
初めの1~3回はお助けを使わなければ抜けることは出来なかったが、以降はお助け無しで登ることが出来るようにはなった。ただテンションかけまくり+レイバックを入れたりしたのでそのままリードにつながるかは不明。
杉の木立越しに太陽がさすと気持ちも上向くが、日がかげると途端にやる気も失せてしまう。じっとしていると更に気持ちが下がるので動くしかない。綺麗なクラックを見学したりし気持ちをアゲた。
結局5回登って終了とした。体の向きについて1点、足の使い方に2点ほど気づきがあったが、なんにしても私的には五里霧中。シューズの消耗が著しい事だけは実感できた。
いい加減疲れたので帰ることにした。駐車場に戻っても私の車だけだったが、屏風とモーニングライトにはクライマーが入っていた。
単独での名張は初めてだったが、練習と割り切ればかなり楽しむ事も出来た。天候さえゆるせば冬でも登れるようなのでアベシしにまた来よう。なんにしてもクラックは楽しいぜ。
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