荒廃した自然歩道を歩くこと20分で現場へ到着。この場所は大昔に来たことがあったが、その時は大した岩はなかった印象があった。
久しぶりの再訪、岩を見る目が変化しているので今日は何か発見があるかもしれない。
初めに簡単そうなフェースを登ってみた。ホールドを入念にチェックしてスタート。おそらく7級とかの易しいクライミングだが、誰も登っていないであろうボルダーにラインを引くのは面白い。
鹿の鳴き声が山に響いて寂しさに拍車をかける。思わぬ闖入者に驚いた小鹿が親を呼ぶ声なのか止むことがない。
次にハングをヒールフックで越える課題。これは昔に触った記憶があった。力か技かその両方なのか全く至らず歯が立たない。手で引き付けて足で乗り込むのだろうが、それが出来ない。手ごわい奴だ。もちろん敗退だ。
少し奥にあるボルダーを再発見。これも昔に見つけていたが、その時はイマイチと感じていた。しかし今見ると中々面白そうだ。右から左方向へ長いリップトラバースの後に最後は短いながらワイドクラックがある。
掃除をしてトライしたが、右足のヒールフックを多用するので足の筋を伸ばしそうで怖かったのと、サポーターを持ってきていなかったので最後のワイドに突入するを躊躇してしまい、気持ちを込めることが出来なかった。ムーブは容易なので持久力さえもてば登れそうな予感がする。次回以降のお楽しみ。
岩を探し、掃除をしながら登っていると時間は瞬く間に過ぎていく。辺りが薄暗くなってきた。
下山しながら少し下にあるボルダーを探索した。ここは結構大きな岩があるがクライミングの対象になるのはわずかしかない。
日暮れが迫ってきていたが、一番手近な岩にムラムラしてシューズを履いた。ハング下からシットでスタートしてカチをガスで取る。途中までは出来るが、ハングから抜け出る箇所になると左隣の木が邪魔で動くことが出来ない。違うホールドを探してみるが何とも奈良漬けだった。無念じゃ。
荷物を背負って山を下りていると目の前に鹿の親子が現れた。一瞬のうちに山の中に駆け込んで見えなくなってしまったが、お尻の白い毛が薄闇に咲いた花の様で鮮やかだった。
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