屏風岩。今日はカッパ先生ペアとウッチー棟梁に同行。
気温も低くなく、岩は取り付き辺りが少し冷たいぐらいで快適だった。さすがにビレー時にはダウンは必要だったけど。
カッパ先生がアップで「マシュマロマン」を登ってTRを張ってくれたので登ってみた。私このルートはお初だったが登って感銘を受けた。名張のルートはどれもこれもグレートなものばかりだが、このクラックもたまらない割れ目だった。長さもあり快適なジャムが続く。フィストが数手連続でがっちりきまるのも初めての体験。上部のガタガタ部分がチッとなるが、それを差し引いても私の細く長いクライミングライフ(もともと大したルートは登っていません悪しからず)の中でも十指に入るルートの様な気がする。
故水野晴郎氏風に言うならば「いや~クラックって本当に素晴らしいもんですね~」です。
改めて思うが、こんなクラックがゴロゴロしているなんて名張は凄い岩場です。
このクラック、ウッチー棟梁は数年前から狙っているルートの一つだったようで、TRで体をほぐしてから2本目で見事RPした。冬の谷間に棟梁の叫び声が響きまくっていました。最近はフェースを頑張っているらしく、頬もこけるくらいダイエットしているかいがあったのでしょうか。
カッパ先生ペアは「勝負師」にTRを張ってワーク。このクラックもとてもとても見栄えのする超素晴らしいクラック。そして難しい。
流石の先生ペアもすんなりとは登らせてもらえないらしく、練習に力が入っていた。ハング上のクラックと対峙すると全身の力を使うとの事で、TRで2回登れば余は満足じゃ状態になるらしかった。
休憩時間にくつろいでいると、カッパ相棒のクラック愛に驚かされた。普段は寡黙なのに割れ目の下ではよくしゃべる。職場でも人目につかない場所に隙間を見つけて挟まっているとの事。そのうち捕まらないかと先生も心配顔だった。私も職場の便所で小便器と壁の間に足を入れてヒールトゥの感触を味わったりするが、変態度には格段の差がある。登はん能力と変態能力は比例すると思われます。
相棒の事を心配する先生が小刻みに震えているので、よく見ると最新鋭のマッサージ機を手にしていた。岩場でマッサージ機と驚いていると「こういうので回復に努めないといけない年頃なんです」と遠くを見つめながらつぶやいていた。そのままマジ遠くへ旅立ってしまわないかと心配してしまった。心配したりされたりとクライミングは互助の精神も大切……かな?
「マシュマロマン」のTRと共用で隣の「パンドラ」も登ってみたが、こちらは全く歯が立たなかった。核心のフィンガークラックがとても厳しい。カッパ相棒曰く「指をひっかけて足で立つ」らしいのだが、我その境地には至らず。でもこれも良いクラックです。
夕刻になり片づけて下山した。先生らの普段パターンより早いようだが、薄暗くなると老眼の私はやる気が急降下してしまうのです。
今日は今まで綺麗なクラックだな~と感心していた「マシュマロマン」に触ることが出来き、気持ちの良いジャムが出来た。結果は何もないが感動できたことは大きな収穫。
次回、屏風岩にお邪魔する事があれば「マシュマロマン」は絶対登ります。こんな事いつも言っている気がするけど、弱犬の遠吠えとご笑納ください。
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