久しぶりに前尾根を登ってきた。
GWにお友達と前尾根クライミングを予定している鬼トモ先輩の予行演習が主目的。先輩「今日はオールリードで登るわよ」と山の彼方に叫んでいた。
人気の岩場なのでP7とP6取り付きで順番待ちが発生した。P7は1時間くらいの待ち時間だった。他パーティーを観察していると、ここで結構苦労する方もいた。ジャムを知っていると問題ないが、知らないとここは難しいと思う。
荷物を担いでのクライミングは普段行っていないので辛かった。あとシューズの選定をミスってしまったのが一番よろしくなかった。フリー用のアスペクトを使ったが、P6ぐらいでホールドに立ちこむことを足指が拒否し始めてしまった。大き目のシューズが必要でした。
P5になると人もばらけて少し心も和らいだ。
P4の取り付きでアカヤシオを眺めながら休息を入れた。ここは前尾根で一番好きな場所だ。山の岩場にいます感がマシマシ。
私が余分にロープを持ってきたので、慣れないダブルロープで登ってきたが、ここでちょっとしたトラブルを起こしてしまった。ロープがよじれてしまいクライミングに支障をきたしてしまった。ロープワークに不備有。ロープを1本ザックに収納して登りを再開したが、本チャンならば事故の元だ。大反省した。
全てノーマルルートを辿るのでクライミング事態に問題はなかったが、順番待ちやロープトラブルの関係でP2に到着したのは15時前。下の岩場は暑いくらいだったが、太陽が山に隠れ風も強くなってきてかなり寒さを感じた。時間があれば「サスペンション」にトライしたかったが、寒さで見送ることにした。
最後は先輩が荷物を担いでP2ノーマルをリードした。私も数年間にソロリードでP2を登った事があるが、岩角に身体がつっかえて登りにくかった記憶があった。荷物を背負って登った先輩は功労賞もんだと思った。
聞いた話だと、私たちが到着する前にP2で事故があったらしかった。幸いの当事者の方は自力で下山したと事だったが、クライミングは危ないことを改めて思い出した。
下山も遅くなり、登山道にも少ししか人はいなかった。途中でP3北面で開拓中(ほぼ放置)のプロジェクトを先輩に説明したが、力を出し尽くした先輩の目には輝きはなかった。
藤内小屋に到着すると店終いをしているところだった。「どうせ女の子を変な所に連れ込んで遊んでいたのだろう」と物申すような目つきで見られたが、全くもって前尾根ノーマルですと常連のおじ様に説明し、挨拶をして山を下りた。
久しぶりの前尾根だったが、反省する事が多々あった。装備の選択とロープワーク、そうそう本チャン系マルチに行くことは無いと思うが、一応クライマーの末端構成員としては留意する必要があると思う。
前尾根は人気の岩場だけでなく、懐の深い岩場でもある。アンカーとプロテクションを全てナチュラルで構築したり、バリエーションを含めて登ると難度もぐっと上がる。次回行くことがあれば何か工夫をして登ってみたい。
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