地下一階の遊び方

 

 午後からは雨予報。少し早起きして砦岩に上がった。場所は地下一階。

 まず二の腕をソロリードで登った。たまにはやらないとソロシステムも忘れてしまうので復習は必要。ソロは準備もクライミング自体も時間がかかるので、静かな地下一はありがたい。

 グリグリの向きとかマイトラのセットなど何度も確認してから登った。登り返しもグリグリとマイトラを使ってみたがマズマズかな。

 お次は「センチコガネ」にTRをセットしてクラックを掃除した。誰も登らないクラックは苔と埃にまみれていた。







 「センチコガネ」は部分ピンクポイントでしか登っていない。何時かはちゃんと登らなければいけないと思っている。その下準備としての掃除をしながら、ムーブを再確認した。

 ワイヤブラシを忘れてきたので、豚毛のブラシで掃除をしたが消耗が激しくてブラシ頭が瞬殺されそうだ。

 ムーブもおおよそ思い出したが、やはり核心は難しい。岩が湿気って滑っていた事もあるが、よくこんなの登ったと昔の私に感心した。

 雨の前に下山したかったが、以前から気になっていた二の腕取り付き横にあるボルダーを触ってみた。小さいが発想次第で楽しめそうだった。右側からならガバリップで登れるので簡単だが、左端からは結構な難しさになりそう。お座りと立ち、どちらのスタートでもバリバリ敗退した。中々楽しめそうなので今度はサブマットも持ってこよう。




 昼が近くなってきたので砦から降りた。途中で寄り道しながらボルダリングをした。小粒でも面白いものがあった。

 裏道に戻りそこら辺のボルダーを眺めていたら、声をかけてきた人物がいた。話をしてみるとインスタグラムでは知っていたニンジャソロクライマーさんだった。今日は「エスパー」をトライしていたとの事だった。「エスパー」は私も触ったことがあるので、その難しさで盛り上がり、その後は御在所のボルダー話で盛り上がった。強い方なので忘れ去られた岩に再び命を吹き込んでくれると思う。

 下山は結局雨の中になってしまったが、半日とはいえ楽しい時間を過ごす事が出来た。今の自分にできる事を精一杯する。濡れた服に呆れながら、それが私のクライミングライフだとしみじみと思った。
















 

 

コメント