お初ですクレイジークラック

 

 オールドさんの最新作「クレージークラック」へ行ってきた。

 駐車場でトモ先輩と待ち合わせをした。駐車場は朝から結構な車の台数が停まっていた。朝練とかをやる熱心なクライマーの方達かな。

 林道を10分ほど歩きフィクスに導かれて河原に降り立つ。何故か岩が濡れているのが気になるが、良いポイントから対岸に渡るとすぐそこに「クレージークラック」が居た。




 荷物を下し岩を観察した。クラックは申し分ない上玉だが、岩質は~~~あれ、このツルツル具合は猫の手と同じではありーませんか。しかもしっとりと濡れている。気温が高いので結露している様だった。

 私の技量でしかも濡れたこの滑らかな岩。すこし考えてトップロープをセットするために終了点へ回り込むことにした。

 巻き道は獣道の様に踏まれている気がするが、一か所落ちるとダメな箇所があった。

 灌木から終了点まで懸垂で降りてTRをセットした。

 まず私からカムをぶら下げて登ってみた。

 スタートから難しいというか、滑ったツルツル岩に手こずった。苦労してきめたハンドジャムも抜けてきそうで怖い。

 クラックは徐々に広がっていく。ちょうど傾斜が変わる箇所でワイドハンドになった。フィストもハンドもよろしくないサイズに四苦八苦。1回目はここで撃沈した。

 トモ先輩からは「アップもしていないから」と慰めをいただいた。グスン。

 変わってトモ先輩の番。私とは違うムーブでスタートをして、核心と思われる箇所でテンションが入ったが、そこからは身体を上手く使い終了点まで抜けていった。




 先輩もアップしていないはずなのだが?と思ったりもしたが、そこはそれテクの違いだなと納得をした。しかも先輩は2回目のトライはノーテンで登ってしまった。パワーがある訳ではないが、丁寧にムーブを考えて登る事で着実に答えを出す。先輩の背中が1光年先に見えたの気のせい。

 私は2回目テンション森森、3回目テンション山山、4回目テンション海海でオーマイガー状態だった。そのたびに「疲れているのでしょう」と先輩が言葉をかけてくれた。「休憩は大事ですよ」とも。そうオジサンは初めから終わりまで疲れているのです。いわゆる初志貫徹ですね。

 休憩時に河原を散策したが、石灰岩の岩は汗をかいたようにビッショリと濡れていた。岩質により結露の仕方も違う様だった。

 この渓谷はかなり昔にボルダー探索をしたりして一人でうろついた事がある。以前見かけた岩も今の目で見るとまた違った味わいがある。




 フィスト以上のクラックは久しぶりで何とも奈良漬なクライミングだったが、それなりに感じる事はあった。クレイジークラックはとても素敵な割れ目なので、しこしこと勉強させてもらう事としよう。

 12月を越えても暖かい日が続く。冬はいずこへいったのか。このまま雪が少なければお山でのクライミングも出来るだろう。どちらが良いのか分からないが、季節の中で遊べることだけには感謝したい。









 

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