ドラゴン道場に日が当たる時が来た。
オールドさんの尽力でいつも静かな岩場に40人ほどのクライマーが集まった。ボルダラーは結構マジな感じの方が多く、ロープは初心者の方がほとんどに見えた。カリメロや菰野3K会、ハニャさんやO型など知った顔もちらほら。
今日はニコニコ笑顔全開で登る日なので、私とクマちゃんはテープで口角を上げて岩に向かった(嘘)
初めに「裏ドラゴン」。右の岩を使ってしまったが、登り終えてからこれは無しだと気が付いた。クマちゃんはあっさり登る。スタートのムーブが面白く、もっと登られてもよいルートだと思われ。
次にアルピニストの岩に移動して「トランゴ」「ラトック」にトライ。「トランゴ」は短いがなんかすごくパワフルでテンション嵐。ラインを間違えたか?クマはあっさり登る。
「ラトック」はホールドが分からずに苦戦した。スローピーなホールドの中から良い手がかりを探し出すのが肝かな。それにしてもオンサイト能力が皆無である。
下に戻り「バリアブルコントロール」 以前登った記憶が微かにあったが、最後でハマった。ボルト位置に惑わされずに登りやすいラインで行けば良かったのかな。
午後になっても岩場は相変わらず盛況だった。ボルダーは高難度のリピートが出たりしてGOODな感じ。
クマちゃんは「スーパーラブアタック」にけりをつける気満々。「恋は焦らず」と言う名曲があったが、クマの岩恋は超特急なのだ。
クリップをしくじるとグランドの可能性もあるので、ハニャさんのマットを岩の下に敷いた。そしてトライ開始。
シューズの濡れに気を使いながらクマちゃんは登る。3ピン目のクリップからがかなり難しく、何度も落ちては再トライを繰り返した。諦めないクマゴロウ。娘さんの大事な用事があるので早めに帰ると言いながら、それを忘れたかのよう。
そしてその時は来た。左手で悪いカンテを保持し、右手はカチからガストンへ。そして雄叫びをあげて岩棚へ這い上がった。何か言いたげな目をしながら、最後のスラブを慎重に登っていった。そして私の耳にテンションの声が聞こえた。
クマのスンゴイ恋に決着が着いたのだった。下におりたクマちゃんは燃え尽きた様だった。真っ白の灰になったクマ。シロクマか灰色クマか、いえいえそれはとても頑張った良きクライマーの姿だった。
私も久しぶりに難しいビレーをさせてもらい、大変勉強になった。
岩場は賑わい真っ只中だったが、2日連続のクライミングは中年ボディーには中々堪えたので、早めに帰宅させてもらう事にした。
ドラゴン道場はこれからも発展していくのだろう。4月20日にはレジェンド英貴さんを迎えての祭りもあるらしい。
これからもニコニコ全開の岩場になることを稜線の向こうから願ってやみませんです。草々



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