展望台の岩場から国見尾根

 

 久しぶりの野人先輩と御在所岳。最近歩いていないので目的地は頂上直下にある展望台の岩場。

 裏道から中道へ入り、先輩は爆走。ヒーコラ言いながら後に続いたが、数年前から調子の悪い左足と腰が限界ラバーズだった。

 岩場は風が強くとても寒かった。フリース1枚しか防寒着を持ってこなかった先輩に金一万円でベストを貸してあげた。

 すぐそこの中道は登山者の列が嫌になるぐらい続いているが、この岩場は別天地の静けさだった。足元にはリンドウだろうか小さな青い花。展望台の名の通り、遠くの街や鈴鹿北部の山を指呼出来る。鈴鹿の主稜線は真っすぐではなく、ギザギザと折れ曲がり大きな生き物の背骨の様だ。





 

 まず簡単なスラブを登った。ボルトは必要最小限の1本だけ、開拓者の精神を感じた。クライミング自体は簡単だが、NPの技術が必要だった。肩を痛めている私にはありがたく、なおかつ楽しいルートだった。



 

 次に対面にあるクラックにTRをセットして登った。クラックはフィンガーからハンドサイズだが奥行きが浅く、ジャムが上手くきまらなかった。テンションとロープワークを駆使して登った。自分のジャムテクの至らなさを痛感させられた。先輩も頑張った。



 

 お次は反対側にあるフェースを触ってみた。傾斜は緩いが逆層気味のフェースで見るからに難しソーダ。

 登ってみたらやはり難しかった。1ピン目上から悲しくもムーブが分からない。トップロープなのであれこれ試してみたが、解決にはほど遠い。一光年くらい遠いわ。多分途中でカムを使うのだろう。最終ピンからのスラブもかなり厳しいゾ。登りたいリストにインしておきます。




  クラック以外は過去に一人TRで触った経験があったが、その時よりはムーブの解析力は若干上昇している様な気がしたが、それに反比例して体力が下降しているのでひいき目に見てプラスマイナスゼロが正解だろうか。

 風は止まず、震えながら昼飯をたべた。風よけにした岩場の端っこにあるボルダーは中々の一品だった。これだけやりにここへ来るのもバカみたいで面白そうだ。





 寒くて我慢出来なくなってきたので、遠回りして下山することにした。裏道は人が多いので国見尾根経由で歩いた。

 誰にも会わないと思っていたら15時を回っていた。飛ぶように歩く先輩についていくのはとても無理だった。



  下山中は鼻水が出てしかたなかった。しかも喉も痛くなってしまった。山の上は何かのヤバイ粉が沢山飛んでいるのかしら。

 家に帰ると寒さとヤバイ紛アレルギーでグロッキーだった。何はともあれ全身ヨレヨレになり満足な一日でした。

 

 











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