P7スラブで遊ぶ

 

 右肩の調子がよろしくなのでスラブで遊ぶことにした。よく考えると調子の良い体の部位は殆どありません。年だもんな~。

 御在所のスラブといえばバットレスが一級品だが、P7スラブも捨てがたい味がある。

 なのでクマちゃんとナオミンの首に縄をかけて藤内壁まで付き合わせることにした。

 藤内小屋で小休止。昨日、ギュリッヒの本を読み、興奮状態のクマは片腕懸垂などをし始めた。つられてナオミンも顔をクシャクシャにしながらトライしていた。


 

 


 天気も良く、日向の道は暑いくらいだったが、木陰は快適。前尾根は何時もの様に順番待ちの列。しかしP7スラブは誰もおらず、太陽に照らされた岩が白く輝いていた。

 まずクマちゃんが「シュミレーション」にオンサイトトライ。岩が熱く滑っているのでテンションが入ったりしたが、頑張って上まで抜けた。TRにしてナオミンと私も登った。ナオミンは上からの眺望に「ウワー」と歓声をあげていた。私も久しぶりの藤内の岩に心が弾んだ。「P7スラブはそうそうこんな岩だった」指が覚えていたんだヨ。

 次に「ハブチスペシャル」にトライ。ナオとアタシはTR、クマちゃんはリード。



          
 
          


 「シュミレーション」に比べて「ハブチS」は格段に難しい。途中の段差越えも渋く、最後の核心もとても困難だ。

 私は過去に何度も触っているが、初見のクマナオは涙声で花崗岩の岩粒に乗り込んでいた。リードトライのクマちゃんは最後のフェースで大奮闘したが、ムーブ解明ならず。指先に穴が開き、シューズもボロボロになっていた。


 


1時間ビレーしていたナオミンもご苦労様でした。このルートを登るには岩が熱すぎると気づいたのはアフターザカーニバルだった。

 私はTRの恩恵を受けて核心のムーブに何とか近づけた様な気もした。これは私が進歩したのではなく、良い靴のおかげか。足が疲れるが柔らかいドラゴは粒に乗っている感触が良く分かるのでありがたかった。

 最後は「にこにこトラバース」を三人で順番に登って締めた。ルート名通り全員ニコニコ顔になったが、リードならばチビカムでプロテクションを取るので、チビリながらニコニコになるかもしれまへん。

 

         

 夕方から歯医者の予約があるので早目の下山。道中、トカゲを追いかけるナオミンを連れ戻したりしながら藤内小屋までくると、中からO型さんとマリーさんが出てきてビックリした。二人共既にアルコールが入ってご満悦状態だった。中尾根を登って来たとの事だった。藤内小屋に泊まるのが憧れのクマちゃんは凄く羨ましそうだった。

 小屋から車まではアナコンダと青大将の話で大盛り上がり。下ネタ万歳。

 

 久しぶりの藤内壁はやはり良かった。あのルートこのルートと登っておきたいものが沢山ある。そのうち登り切れるのは幾つか?ガタピシの身体だがまだまだ楽しみは尽きない。















 

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