グラナイトで開拓

 

 モンベルのお店で最新のクライミングシューズを購入した。「グラナイト」である。

 ツヨカワ店員さんにメロメロになりながら、御在所の砦岩に向かった。




 メロメロになったのでアプローチの急登が足腰に堪えたの二乗だった。

 午後からの僅かな時間だったので、あまりあれこれは出来ないと考え、この前に少し掃除をした「ラストスイーツ」側面のクラック整備に注力することにした。

 懸垂で「ラストスイーツ」の終了点へ降り、そこからクラックへロープを垂らした。

 下降しながら掃除をしたが、木の根が強固に入り込み、持ち込んだ道具では中々作業が捗らなかった。のこぎりでは掃除が難しい箇所がありハサミが欲しい今日この頃だった。

 購入したばかり新品のシューズを土まみれのクラックにねじ込むには少し躊躇したが、おそらくシューズの開発者の深層心理ではこの様な行為を望んでいると想像してブチュッとジャムしてみた。

 フットジャム良く効きます。




 ハンド、フィストサイズの割れ目なのでどの様なシューズでもジャムれるが、このシューズは素直で飾りがないので何か良い。クラック熟達者の方では違った意見もあるだろうが、私が登るグレードでは問題は無いと思われる。

 5.10のモカシムみたいな感じかな。バンドがあるのでオンサイトの方が近いのだろうか。

 フリクションも良好だった。きわどい結晶の立ちこみは行っていないのでその辺りは分からないが、ベタ置きのスメアでは特に違和感を感じなかった。

 最近の高級シューズとは違い、ラフな使い方で靴と人が馴染んでいく、いい意味で道具だと思った。

 肝心のルートは下部のスラブにムーブがあり、クラックに入るまでに高さもある事からボルトを一本打つ必要があると判断した。クラックも下部はカムセットが出来にくい溝状なので、注意が必要。もう少しの掃除と雨による洗浄が欲しいところだ。




 困難ではないが簡単すぎないルートになりそう。砦1Fでは一番易しいルートが出来そうだ。

 あっという間に夕方になってしまったので、暗くなる前に下山した。メロメロの足腰では下りの山道がとても堪えたの三乗でした。













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