今年初めて瑞浪でのクライミングとなった三連休の中日。岩場は遠征組の方達で大賑わいだった。
今回はナベッチ、タケさん、まっちゃんの瑞浪常連組に混ぜてもらって楽しんだ。
まずは一番奥にある「思いやり」へと向かった。昨日惜しくもRPを逃してしまったと言うナベッチの強権的提案からだった。私、このルートは20年くらい前に練習した記憶があったが、やはりムーブは何も覚えていなかった。
朝早く、空は雲に覆われており体感気温はかなり寒かったが、燃えるナベッチにはそんな事関係ナッシング。アップはしないのかと問うと「16時間くらい前にも登っていましたから~」との返事。燃えすぎて鼻血も出したりしながら「思いやり」に取りついていた。
上部で少しジタバタしてが、結果は見事にRP。朝一から満面の笑顔で終了点に到達していた。やるね~!
私もTRで練習させてもらったが、リードへ向かう気力が湧かなかった。タケさん、まっちゃんはこのルートは既登なのでアップ代わりにTRで登っていたが、まっちゃんの足使いには一理あった。今度真似してみよう。
次に隣にある「グランプリ」でも遊んだ。かなり難しいので全員でTRでエンジョイした。短いがスタートから最後までとても厳しくて、TR&インチキでも全く歯が立たなかった。
この頃から雲が消え太陽が顔を出してきてくれた。すかさずパッチオフした事は言うまでもない。
「あ~らよ」広場に戻り昼食タイム。ナベッチから差し入れのマスカットをもらった。マスカットと言えばすぐさま「金太の大冒険」が私の脳裏に浮かんだ。こんな歌がありましたよねとほかの三人に説明したが、皆さん反応が薄かった。しかも私の話は下ネタばかりとのレッテルまで貼られてしまった。むむむ、そんなはずはないと胸に手を当てて考えてみたが、思いつくのはそんな事ばかりだった。皆さんの観察力に脱帽だ。
午後一はスラブタイム。「あ~らよ」下の小さなスラブにタケさんがトライした。昨日登れなかったらしく、本日は本気シューズを持ち込んでいた。メルカリで買った3000円のミウラVSだった。弘法は筆を選ばずの心だね。でもソールを拝見するとかなりの消耗具合。この薄さ、岡本理研ゴムともいい勝負が出来そうです。
タケさんクライミング開始。「3回滑ったらソールが無くなりますよね」と言っていたが、どうも今日は調子が悪いらしく5回以上足が弾かれてしまっている。しかも攻めたサイズらしく足指が痺れるらしい。タケさんの休息タイムに私もトライしてみたが、このスラブも中々難しい。粒に立てるシューズが成功の鍵か?
別行動していたナベッチとまっちゃんは「エクササイズ」を登っていた。まっちゃんはオNewのミウラVSを投入していたが、流石に新品、アッパーの黄色が目に痛いぐらいだった。まっちゃんはカンテが好きらしく「エクササイズ」は無事RP。反対にナベッチはカンテが苦手らしくTRでもチビッた様だった。
私も「エクササイズ」と隣の「サリー」をTRで登らさせてもらった。私感だが「エクササイズ」は足が肝心だ。手は良いけど足ははっきりしない。
「サリー」は難しかった。特にポケットから削岩跡バンドまでが厳しい。だがスラブから凹角へと繋いでいく変化に富んだ好ルートだった。これは面白いです。
そんなこんなするうちに、ナベッチがタケさんのシューズにとどめを刺した先ほどのスラブをRPしてしまっていた。本日のナベッチは絶好調だ。お小遣いをねだるのなら今だよ今でしょう。「ママ1000円ちょうだい」と言ったら1050円くらいくれる気もする。
遠征組が多いからか夕方になると岩場は空いてきた。
最後に「感激」の練習をさせてもらった。私の核心はクラックに立ちこむムーブ。前回はそこで敗退したが、今回はTRの気安さであれこれと試してみた。どうやら立ちこむ位置が低すぎたみたいだった。ただ窮屈な姿勢から解放されてもスラブが中々に怖い。これも良いルートだ。次回は再リードトライしてみよう。
帰路の車中、助手席の鍋ラジオは本日もチューニングバッチリで全開バリバリ。「昨日の晩御飯は焼きそばだったが、今晩は何しよう」「親子丼はどう」「そうだ他人丼にしよう」一人で喋り、一人で納得する。テレパシーで異星人と会話しているのか。
タケさんは運転とラジオの応対を巧みにこなしながら下道をぶっ飛ばしてくれた。
私は時折いびきをかいて寝てしまったが、夢の中にライオンは出てこなかった。久しぶりにヘミングウェイを読み返してみようかな。








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