御在所の岩はシーズンインだよ

 

 今年は雪が少なく、偉大なる裏山の岩はもう登れるだろうか。

 先週は様子見も兼ねて比較的近い岩場でコソ連とボルダリングをした。

 ボルトとNPのミックスしたフェースルートはとても楽しい。しかしムーブはつながらない。

 リードしたら怖いと思うが、それを飲み込めるかどうかも岩登りの楽しみの一つだと思う。




 誰も登らないボルダーは苔が酷く、パモブラシでは掃除に歯が立たない。一番奥の課題は簡単だが高さもあり、気の抜けない好課題。時間が落ち葉の様に積み重なっていく、人知れず岩もうずもれていく。その中から一片のかけらを探し出すのも楽しみの一つ。




 

 今週は秘密の岩場。秘密の密は蜜にも通じるかも。

 同行のナベッチが何時もの様に鍋カフェを開いてくれたので、取り付く前にコーヒーと桜餅でまったりとした。吹く風は冷たいが固い木の芽が白く光っていた。




 「アカヤシオ」はボルト2本の短いスラブルートだが、御在所には珍しくポケットを使ったクライミングを楽しむことが出来る。

 私は何とかRPポイント出来たが、ナベッチはリーチ差もあり苦戦していた。一度落ち二度落ち三度落ち。懐かしのドリフコントみたいなズルズルベッタンを繰り返して終了点へ。完登は次回へ持ち越しです。鼻を垂れながら悔しがる姿は可笑しくもあり羨ましくもあり。





「レインドロップ」もTRで触った。フィックスが劣化して固くなり、ラーメン大好き小池さんの頭みたいにチリチリになっていた。私は一体何年間この美しいクラックに遊んでもらっているのだろうか。

 相変わらず厳しいルートだが、今日は岩の状態が良かったのか各駅停車なれど感触は悪くなかった。平日夜にジムに行っている事も一因か。

 初見なれどナベッチも頑張っていた。一本釣り状態だったが終了点まで抜けたのは立派です。瑞浪マニアの鍋曰く「アダムより難しいと思う」との事だった。





 時間は日向のアイスクリームの様にいつの間にか溶けて流れてしまう。時計をみればもう夕方だった。日が長くなった。

 ナベッチと上品だったり下品だったりする話をしながら山を下りた。

 スカイラインの冬期閉鎖は解除されていないが、岩は登ることが出来る。今年も偉大なる裏山はシーズンインしました。
















 

コメント