緑濃い天下峯 僕はヌメリンガー

 

 5月下旬の天下峯は初めての経験青い体験。草木もボーボーで、岩登りする者も私達以外に1組いただけ。

 シーズンには何時も人がぶら下がっている人気ルートにもチョーク跡も無し。ただカラスの鳴き声が響くだけで静かな岩場。

 木陰は涼しいが、岩を掴むと指先からは汁が駄々洩れなので、今日は迷わずトップロープ一択。

 まず「大師匠のルート」を登ってみた。縦フレークホールドを上手く効かせるムーブが面白い。好ルートです。乾いた季節ならリードトライしたい。




 みんなも滑る滑ると言いながら楽しむ。昨日ジムで絞り出したはずのまっちゃんも何故か登っている。プラスチックと岩では違うからね。




 お次は「魔球」で遊ぶ。スタートから意味不明でとても難しい。シーズンであればもう少し解決方法が見つかるかもしれないが、今日の私では何もさせてもらえなかった。

 お昼は昨日買ったサラダパンなど。シンプルなれど美味しい味付け。岩登りもそうでありたい。しっかりとした背骨を持って。




 「股下美人」も難しかった。ホールド持てない、ドラゴでは細かなフットホールドに連続して乗り切れない。全く歯が立たなかったけど好ルートだと思う。パールさんは上手に立ちこんで登っていた、流石天下峯ファン。ちなみに来週もここにくるらしい。もうヌメヌメ異常者だ。




 最後はナベッチ宿題の「おたまじゃくし」で締めた。私も登ったけどジャムした指が抜けてくるのは条件だけでなく、テクが足りないからだね。ナベッチはムーブが解決した様だった。「シーズンになったら登るぞ」と息巻いていたが、悲しいかな冬まで記憶が持たないはずだ。




 冬の岩場だと思っていた天下峯だったが、何のことはない一日楽しむことが出来た。確かに条件の悪い日は、一日ジムで登りこむ方が上手くなるには良い選択だと思う。しかし丸一日屋内にいる事は私にはとても厳しい。ベタ岩でもドロ岩でも地球に遊んでもらいたいと思う、青空を見つめながら。













 

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