瑞牆へ行く予定だったが、生憎の天気で取りやめになったこの週末。
それでは土曜日はジムに行きましょうと言う事になり、私の希望を取り入れてもらい久しぶりのKO-WALLリード店へお邪魔した。メンバーはタケさん、ナベッチ、oikosu大好きパールさん、池ネーに私の計5名だった。
池ネーとパールさんはビレー検定を受けていなかったので、まずはそれが目的。その他の人は頑張って登る事が目的。
悪天なのでジムは沢山の人で大盛況。人混みが嫌いな私には息の詰まる空間だった。
夕方まで過ごしてその結果、池ネーとパールさんはとりあえず仮合格をもらえて一安心、よかったよかった。私は午後からクラック練習をしたら体が疲れてしまいジエンドとなりましたとさ。タケさんは素手でクラックを登るし、池ネーは初めてのKO-WALLであのクラックを3本とも登ってしまった。ひょっとして滅茶苦茶クライミングが上手なのかも。
でも一番驚いたのは一日3個もoikosuを食べていたパールさんが、実はパルテノ派だった事でしょうか。真実は小説より奇なりです。
日曜日は天気予報では曇りになっていた。まあ何か岩が触れたらラッキー程度の気持ちで御在所へ。昨夜の大雨の影響でスカイラインは通行止めになっていたが、ギリギリセーフでゲートが開いてくれて最寄り駐車場まで車を乗り入れることが出来た。
当初はまっちゃんも来るはずだったが、不慮の肛門トラブルでキャンセルとなり、ナベッチ一人と砦岩で合流した。彼女はヒル除けで足元にビニールを巻いて歩いてきていた。本人曰く白くて貴族的でしょと言っていたが、私は田植えから逃げ出してきた人にしか見えなかった。
雨の名残は強く、乾きの早い砦二階でも壁は所々染み出しがあり、クラックもじっとりべったりと濡れていた。
普通の岩登りは難しい状態だったので、オールドさんから以前情報提供があった「上昇気流」左横のラインを探ってみることにした。
TRをセットしていると下から誰かが上がってきた。何処かで見たようなと思ったら、ナベッチと同じ会のI村さんだった。想像だがナベッチを慕ってきた様な気がした。
準備を整え試登。濡れたホールドが悪く、1回目はかなりズルをして登った。2回目になるとホールドも乾き、体も動く様になってムーブの解決もできるようになった。スタートから棚ホールドに立つまではカチフェースでムーブも面白い、中間部のワイドクラックは傾斜も緩くホールドも豊富で難しくない。最後は「上昇気流」とラップする。
総じて楽しいクライミングが出来るのだが、あまりに「上昇気流」と近い事が気になった。I村さんも「近いですよね」と一言。ジムだとありだけど自然の岩ではどうだろうか。上昇が良いルートだけに、このラインは派生ルートとしてTR課題でも良いかな。
ナベッチはTRで「上昇気流」の復習に余念がなかった。秋にはRPするぞと意気込んでいた。最後はトゥーフックが有効とお話をしたが、はたして田植え姫は秋まで覚えていてくれるかどうか、可能性は果てしなく低い。
スタートが遅かったので、2本登ったらもう良い時間になってしまった。最後に「ジャンダルマ」を登ってみることにした。独立した岩峰なので乾きも早いはず。
このルートもグレードに比して中々に手強い。マスターでは2ピン目にヌンチャクをかけるのが第一関門だ。ナベッチのビレーでテイクオフした。岩は予想以上に乾いていたが、せり出した岩をこなす事が上手くできず、今回もここで嬉恥ずかしテンション。ここだけ予め長ヌンをセットしておくのも手ではあるけど。
上部スラブは乾いており、今の時期にしては良い状態だったが、最終ピンでビビッて諦めて降りてしまった。相変わらず気持ちの弱い男なんですよ、ワタクシ。
最後の片づけをしていると上から降りてくる方がいた。私ならば見ず知らずの方には挨拶するだけだけど、コニュ力女王のナベッチは、あれこれとその方に話しかけていた。多分もう友達になったんじゃないかな。
そういえばクライミング中も不可思議な動作をしていたが、あれは友達の宇宙人を呼んでいたのかもしれない。カモーンUFO。相変わらず驚きの顔の広さである。
本日は期待以上に岩を登ることが出来て、梅雨の合間の思わぬプレゼントと言ったところだった。
車道に出ると、雨に代わりにオオルリの鳴き声が頭上から私に降り注いできた。電線上の夏鳥は何を見ているのだろうか。






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